思い出してしまう夜は、前に進んでいる夜かもしれない


ふとした瞬間に、昔のことを思い出してしまう夜があります。
「あの時、もっとこうしていればよかった」
「あんなふうに傷つけなければ…」
心の奥にしまっていた記憶が、ひょっこり顔を出す。

そんな時、私たちはよく「まだ立ち止まってる」「前に進めていない」と感じてしまいます。
でも、ほんとうは逆かもしれません。

人は、心に余裕ができた時にしか、
痛みと向き合おうとはしません。

走ることに必死だった頃には、
目を背けていたものが、
ようやく見えるようになってきた。
だからこそ、よみがえるのです。

それは、心が前に進んだからこそ、
思い出せるようになった
というサイン。

もちろん、しんどい感情が戻ってくるのはつらいこと。
でもそのたびに、少しずつ、
自分の中で整理されていっているはずです。

「思い出してる自分」を、責めないで。
むしろそっと、ねぎらってあげてください。

今日もちゃんと、前に進んでいます。

幸せになるワークブック 3 good things book

『いいこと3つ』を書き出すワーク
私たちは普段、うまく行かなかったことや足りていないことに気持ちの焦点を当ててしまいがちです。
いいことがいっぱいあったはずなのに、いやなことばかり覚えているということが多いのではないでしょうか。
このワークは、今日あったいいことを寝る前に思い出して書き出すことで、普段何気なく見過ごしてしまっている『いいこと-good things』にフォーカスする習慣をつくるものです。
ポジティブ心理学の研究で知られる、ペンシルバニア大学のマーティン・セリグマン教授の研究では、「毎晩寝る前に良いことを3つ書くことを1週間継続すると、その後半年間にわたって幸福度が向上する」ということが示されています。いいことを考える習慣を身につけることで、ポジティブな思考になっていきます。さあ、あなたも早速はじめましょう。

・毎日の気分
・3つのいいこと
・今日のできごと
・塗り絵
・ジャーナリングページ

各ページのイラストは塗ることができます。

この本は、あなたの心の本です。
あなたの思いが詰まった一冊にしましょう。
毎日、できたことを確認し続けたら、幸せな気持ちがいっぱいになっていきます。
現在、5つのデザインで出版されています。

1.幸せになる日記帳「いいこと3つ」- Three Good Things: 心がポジティブになるワーク
2.Three Good Things - 猫Design
3.Three Good Things - In the sea Design
4. Three Good Things -花の世界Design
5.Three Good Things - パンダDesign